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おねしょ

 “5歳を過ぎて1か月に1回以上の頻度で夜間睡眠中の尿失禁を認めるものが3か月以上つづくもの”と定義されます。年齢と共に自然に改善されますが、数%は直らず大人になってしまいます。

原因

①覚醒障害型(睡眠中に膀胱がいっぱいになっても、尿意で目をさますことができない)

②膀胱型(膀胱の容量が小さい、尿が溜まると膀胱が勝手に収縮するなど膀胱が未熟な場合)

③夜間多尿型(夜間尿量が異常に多い)

などいくつかの原因が複合して発生します。​

  • 夜尿症児の約1/3は膀胱型、約1/3は夜間多尿型、残りの1/3は膀胱型と夜間多尿型の両要素をあわせもつ混合型です。

 ※夜尿症は親の育て方や子どもの性格の問題ではありません。

治療

  • 生活指導や行動療法

  • アラーム療法

  • 抗利尿ホルモン療法:夜間尿量を減少させる効果のある薬剤を就眠直前に使用します(就眠前2時間以内の厳重な水分制限が必要)

  • アラーム療法や抗利尿ホルモン剤で改善を認めない場合、抗コリン剤(膀胱容量を増加させる作用のある薬剤)を投与することがあります。

八戸市江陽二丁目13−45

電話 0178-38-8505(代表)

   0178-38-8507(予約)

FAX 0178-38-8506

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